ホームインスペクション(Home Inspection)とは、ホームインスペクター(住宅診断士)と呼ばれる専門家が、第三者の立場で住宅の建物を調査し、診断することです。主に住宅の購入前・売却前・リフォーム前に行われることが多くあります。
弊社も売買の際に依頼し、専門家の立場から住宅の不具合の有無を検査してもらいます。専門家が住宅の劣化状況などを調べることで、安心して中古住宅が売買できます。
主な目的として
1.建物の劣化や不具合を確認する
ひび割れ、雨漏り、シロアリ被害、給排水管の漏水、設備の確認、建物・床の傾き、構造体の状況
マンションの場合は、共用部分の利用状況
2.購入前のリスクをへらす
中古住宅を購入する際、後から大きな修理が必要になるリスクを減らすことができます。
3.修繕の必要性や費用の目安を知る
今後どのくらいメンテナンスが必要かの参考になります。
ホームインスペクションが必要な理由
これまで新築住宅の場合、ハウスメーカーや工務店などが住宅の保証をしてきましたが、中古住宅の場合は保証がほとんどない状態でした。不動産会社は仲介の場合が多く、物件になにか問題があったとしても、責任は負いません。
ところが最近は、人と同じような画一的な住宅ではなく、一人ひとりのライフスタイルや好みに合わせた住まいが求められるようになり、これに伴いリノベーションが注目されるようになりました。物件を新築だけに絞るとエリアも限られ、予算も高くなり、そのため中古物件への選択肢が広がったからです。そこで着目されたのがホームインスペクションでした。専門家の認定をもらうことで、中古住宅に対する不安感と安心感を得ることができます。
メリット・デメリット
売主のメリット
1.ホームインスペクションを実施している物件は、専門家より「問題なし」というお墨付きです。買主に安心感を与えることができ、早期の売却につながりやすくなります。
2.インスペクションを実施することで、物件の価値を客観的に、適切にアピールすることができ、設定価格に信ぴょう性が生まれます。そのため、トラブルを防ぐことができ、また、必要箇所をあらかじめ補修をしておくことができます。
3.ホームインスペクションを実施し、保険の審査を通過すると、「既存住宅売買瑕疵保険」に加入できます。瑕疵担保保険に加入すると、売却後に瑕疵が見つかった場合、その補修費用を買主が保証金で補うことができます。瑕疵担保保険付きの住宅は、買主が登録免許税や不動産取得税、住宅ローン控除など税制の優遇措置を受けられます。
売主のデメリット
1.ホームインスペクションの費用がかかる。
費用相場は、戸建て5万円~15万円、マンション4万円~6万円
検査内容や住宅の種類、広さによってことなります。
2.ホームインスペクションの実施によって瑕疵や不具合が見つかった場合、補修費用の負担が生じます。補修をしないまま、買主様に納得いただいた上で売却する方法もありますが、内容によっては買い手がなかなか見つからない場合もあります。
2018年4月から中古住宅取引の際に宅地建物取引業者にホームインスペクションの可否が義務付けられました。今後はさらにホームインスペクションについての認知や普及が進み、実施する人も増えていくと思います。
ホームインスペクションはデメリット以上にメリットも大きいものです。
弊社では不動産に関する経験豊富なスタッフが丁寧にご説明、お手伝いをさせていただきます。
不安や疑問等がある場合は、是非ご相談ください。
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