不動産コラム【R6/5/10】「不動産評価額について」

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不動産の価値を調べる「不動産評価額」について解説していきたいと思います。

1.不動産の評価額とは

自分の所有している不動産の価値がどのくらいなのか気になる人も多いのではないでしょうか。

一般的に不動産の評価額というと、固定資産税評価額を指すことが多くなります。

固定資産税評価額とは、総務大臣が定めた固定資産税評価基準に基づいて行われ、市区町村が決定をした価格になります。

毎年の固定資産税や、都市計画税などの納税額を算出するうえで必要になり、課税標準額を求める際に使用されます。

2.固定資産税評価額とは

固定資産税評価額とは、固定資産税を算出する際の基準として利用され、課税標準を算出する際に用いられる価格を表します。

土地の固定資産税評価額は、3年に1回見直され、このことを「評価替え」といいます。

固定資産税評価額は、不動産を購入する際に必要な登記手続きにかかる登記免許税や、不動産所得税の算定基準にもなります。

固定資産税評価額は、相続税の計算に用いられることもあります。

相続税路線価という土地の価格が決まっていない地域では、相続税の土地の評価額は「倍率方式」という方法で求めることになっています。

3.固定資産税評価額の調べ方

固定資産税評価額は、固定資産税の納税通知書や固定資産評価証明で確認できます。

納税通知書は4~5月に送付され、固定資産評価証明書は市区町村で発行されます。

不動産を所有していない場合は、所有者に確認するか、不動産会社に依頼して確認できます。

所有者の委任所があれば、固定資産評価証明書の取得や、固定資産税課税台帳の閲覧が可能です。

 

次回は、固定資産税評価額以外の不動産の価格について説明していきたいと思います。

 

弊社では不動産に関する経験豊富なスタッフが懇切丁寧にご説明、お手伝いをさせていただきます。不安や疑問等がある場合は、是非ご相談ください。

 

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