~マンション探しが少し楽しくなる言葉たち~
不動産会社のスタッフが日常的に使っている言葉の中には、初めて聞く方にとっては「えっ?どういうこと?」と思ってしまうものが少なくありません。
今回は、マンション探しや購入を考え始めた方に是非知っていただきたい、『不動産ならではの』ちょっと面白い用語をわかりやすくご紹介します。
青田買い(あおたがい)
「青田買い」と聞くと、農業の言葉を思い浮かべる方も多いかもしれません。
元々は、稲がまだ実る前の青い田んぼの状態で収穫を約束することを意味する言葉で、転じてビジネスの世界では、学生のうちなど早い時期に社員採用の契約を結ぶことを指して使われることもあります。
不動産業界では、この言葉をマンションが完成する前に購入することという意味で使います。
建物がまだ出来上がっていない段階で、図面や完成予想図、モデルルームを見ながら購入を判断する為、「完成の状態で将来の価値を見込んで決める」という点が、青田買いという表現に重なっています。
新築マンションではよく使われる言葉で、人気の間取りや条件の良い住戸を選びやすい一方、完成後のイメージをしっかり持つことが大切になります。
長期修繕計画(ちょうきしゅうぜんけいかく)
少し堅い印象のある言葉ですが、マンションにとってはとても重要な用語です。
長期修繕計画とは、将来行う修繕工事を見据えて、時期や費用をあらかじめ計画したものです。
外壁の補修や屋上防水、給排水管の更新など、マンションは年月とともに必ず補修が必要になります。
この計画がしっかりしているマンションは、将来の修繕に備えやすく、安心して住み続けやすいと言えます。
中古マンションを検討する際には、是非一度チェックしておきたいポイントです。
うなぎの寝床(うなぎのねどこ)
少しユーモラスな表現ですが、実は不動産業界では定番の言葉です。
「うなぎの寝床」とは、間口が狭く、奥に細長い形状の敷地や建物を指します。
京都の町家などで使われることが多い言葉ですが、マンション用地や周辺の土地説明で登場することもあります。
形状の特徴を一言でイメージできる、不動産業界ならではの分かりやすい表現と言えるでしょう。
ポータル疲れ
最後は、正式な法律用語ではありませんが、近年よく耳にするようになった言葉です。
ポータル疲れとは、不動産ポータルサイトを見すぎて、何が良いのか分からなくなってしまう状態のことを言います。
情報が多いからこそ、
「似たような物件ばかりに見える」
「比較しすぎて決められない」
と感じてしまう方も少なくありません。
そんな時は、一度条件を整理してみたり、信頼できる担当者に相談してみたりするのも一つの方法です。
言葉を知ると、マンション選びはもっと分かりやすくなる
不動産業界の用語は、少し独特で分かりにくく感じることもありますが、意味を知ると「なるほど」と納得できるものばかりです。
これからも、マンション探しに役立つ言葉や知識を分かりやすくお伝えしていきます。
是非、住まい選びの参考にしてみてください。
弊社では不動産に関する経験豊富なスタッフが丁寧にご説明、お手伝いをさせていただきます。
不安や疑問等がある場合は、是非ご相談ください。
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